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箸の歴史

THE HISTORY OF CHOPSTICKS
《 もとは神器だったといわれている箸 》
箸が日本で使われ始めたのは、推定で弥生時代~飛鳥時代(3~7世紀頃)とされています。初期の箸は人間が食事をするための道具ではなく、"神器"だった可能性が高いと話す専門家もいます。神様のお供え物を手で触れて汚さないように、箸が使われていたのかもしれません。
7世紀に入ると、中国に渡った遣隋使が、箸を使った食事でもてなしを受けます。そこで、隋からの使節が日本に来た際は、相手国に倣って箸を使って食事をしたことを機に、箸が広まったと考えられています。やがて、箸は徐々に庶民の間にも浸透し、日本で独自の進化を遂げてきました。
中国のほか、韓国や東南アジア各国など、箸を使う国はたくさんありますが、いずれも"匙"などを併用します。日本の場合は箸だけを使って食事をするため、箸先が細いのが特徴です。箸に精神性を込め、多用する文化が発達したため、様々な種類があります。
さらに、自分専用の箸を持つことも、ほかの国にはない文化のひとつです。
※ 出典 : 農林水産省Webサイトより抜粋
(https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1605/spe2_01.html)


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